バリ島結婚式の費用はいくら?相場からお得にお式をあげる方法まで徹底解説!

バリ島で結婚式を挙げたい時、「いくらかかるの?」という疑問が最初に浮かぶ方も多いでしょう。バリ島に限らず、海外ウェディングは挙式や費用・予算がイメージしにくいことがあります。実際のイメージや予算がぼやけていると、「もう少し豪華にすればよかった」「思ったよりも高くなった」と後悔する可能性があります。

この記事では、バリ島ウェディングを熟知した専門店の視点から、バリ島での結婚式にかかる費用の全体像を明確にし、その内訳や費用を抑える具体的な方法を詳しく解説します。この記事を読むことで、予算内で理想の結婚式を実現し、後悔のない思い出を作るための具体的な道筋を見つけられます。参考にしていただけたら嬉しいです。

1.【費用概要】バリ島結婚式の全体像を把握する

バリ島での結婚式を検討する際、費用は最も気になる点です。ここでは、バリ島ウェディングの平均費用相場、内訳、国内挙式との比較、挙式スタイルごとの費用目安について解説します。全体像を把握し、具体的な予算計画を立てましょう。

2. 平均費用相場と内訳は?

バリ島での結婚式費用は、会場、プランや内容により大きく変動します。平均費用相場は約50万円から200万円程度が目安です。挙式のみのシンプルなプランから、参列者との会食費までを含むプラン。挙式だけではなく、カップルのハネムーン旅行(滞在費や旅行代金)まで含む豪華なプランまで多岐にわたります。

主な挙式費用の内訳は以下のとおりです。

  • 挙式会場使用料
  • 牧師・司式者と謝礼
  • 音楽奏者・シンガーと謝礼
  • 会場装花・ブーケ・ブートニア
  • 新婦ヘアメイク
  • 写真・動画の撮影費用
  • 新郎新婦の衣装代(レンタルまたは購入)
  • ゲストとの会食費
  • 送迎費
  • ウェディングコーディネーター(介添人)
  • レセプションパーティーや会食など

これらの項目の組み合わせ次第で、費用は大きく変わります。自身が思い描くウェディングは何かを、事前に確認しましょう。

3. 国内挙式と比較した費用

結論からいうと、バリ島での結婚式は国内での一般的な挙式と比較して、費用を抑えられる場合があります。特に少人数での挙式や、披露宴を兼ねた会食を簡素にする場合は顕著です。国内のホテルや専門式場での挙式費用は、招待人数にもよりますが平均300万円以上かかることが多いです。

一方で、バリ島では挙式費用自体がリーズナブルな傾向にあります。これに渡航費と滞在費を加えた総額で比較すると、国内挙式とほぼ同等か、それ以下に抑えることも可能です。ハネムーンを兼ねることで、費用を効率的に使えるメリットも生まれます。

4. 挙式スタイル別費用の目安

バリ島での結婚式には様々なスタイルがあります。チャペル、ビーチ、ヴィラ、ホテルのガーデンなどが代表的です。それぞれのスタイルによって費用の目安は異なります。

チャペル挙式は、バリ島ならではの絶景を望む会場で行われ、神聖でロマンチックな雰囲気が魅力です。本格的な挙式を望むカップルに人気があり、プラン内容や会場のグレードによって費用は変動します。

ビーチ挙式は開放的な雰囲気で人気ですが、天候の影響を受けやすい側面があります。ヴィラやホテルのガーデン挙式は、プライベートな空間を重視するカップルにおすすめです。ガーデンなら、バリ島の大自然を感じながら開放的なウェディングができ、ヴィラを一棟貸し切って、ゲストと気兼ねなく過ごす贅沢なウェディングも叶えられます。

プラン内容や会場のグレード、時期によっても費用は大きく変動するため、複数の候補(会場、挙式時間、旅行日程など)を比較検討するとよいでしょう。

5. バリ島結婚式の費用を左右するポイント

バリ島での結婚式費用は、様々な要因によって変動します。ここでは、プラン内容やオプション、ゲストの費用負担など、見落としがちな追加費用について解説します。費用を正確に把握するために重要なポイントです。

6. プラン別・会場別に費用を比較

バリ島での結婚式プランは多岐にわたります。挙式のみのシンプルなプランは費用を抑えられます。これは最低限のセレモニーを行いたいカップルにおすすめです。

会食込みのプランは、挙式後にゲストとの食事会が含まれます。会場や料理のグレードによって費用は大きく変わります。ハネムーン込みのプランは、挙式と新婚旅行がセットになったものです。旅費や宿泊費が含まれるため総額は高くなりますが、手配の手間が省け、費用を効率的に使えます。予算と希望に応じて最適なプランを選びましょう。

7. オプション費用

  • ドレス(婚礼衣装)※購入・レンタルなど
  • 写真撮影・動画撮影 ※フォトアルバム、ムービーなど
  • ヘアメイクなど
  • バリ島ウェディングらしい演出など ※フラワーガール、パユン(傘)ボーイ、リンディック演奏、伝統舞踏
  • 参列ゲストの送迎
  • レセプションパーティー・会食など

基本プランに含まれないオプション費用にも注意が必要です。特に、ドレスやタキシードの持ち込み料、追加のアルバム作成、撮影枚数の増加、特別な装花、ヘアメイクのリハーサルなどは追加料金が発生しやすい項目です。

例えば、提携衣装店以外でご自身でレンタル(または購入)したドレスを持ち込む場合、持ち込み料がかかります。現地のプロカメラマンに依頼する際、撮影データ数やアルバムの種類によって費用が変動します。

希望するオプションが多いほど総額は上がりますが、思い描くウェディングはどのくらいの金額になるか、見積金額を出してみるのもいいですね。また、事前にパッケージに含まれる内容とオプション費用を詳細に確認することも大切です。

8. ゲストの旅費・宿泊費負担

ゲストを招待する場合、その旅費や宿泊費をどこまで負担するかが重要な検討事項です。一般的には、新郎新婦が全額負担するケース、一部を負担するケース、ゲストに自己負担をお願いするケースがあります。

親しい友人や家族であれば、自己負担をお願いすることも一般的です。しかし、遠方からの参列者や高齢の親族には、一部補助するなどの配慮をすると良いかもしれません。ゲストの交通手段や宿泊先の手配をサポートすることも、おもてなしの一つです。費用は、招待人数やゲストとの関係性によって大きく変わります。挙式プランの中には、参列者の旅行も同時に手配すると得られる特典(同行者特典)が充実したものもあります。

9. 【費用削減】バリ島結婚式の費用を賢く抑える方法

バリ島での理想の結婚式を予算内で叶える方法は複数あります。ここでは、時期選びや持ち込み、フォトウェディングの活用、プロデュース会社の選び方など、賢く費用を抑えるための具体的なコツをご紹介します。

10. 時期や曜日選び

結婚式費用を抑えるには、挙式時期や曜日を工夫することが効果的です。バリ島のオフシーズン(雨季など)や、平日を選ぶと、航空券、宿泊費が安くなる傾向があります。

乾季(4月~11月頃)は人気が高く、連休中などは費用も高くなりがちです。旅行のオフシーズンでもある雨季(12月~3月頃)は比較的費用が抑えられますが、天候のリスクも考慮が必要です。挙式の費用は、年間を通して変わらない場合がほとんどですが、旅行費用が割安になることがありますので、旅行のオフシーズンのウェディングも検討の価値ありです。

11. アイテムの持ち込み活用

費用を抑える上で、アイテムの持ち込みは有効な手段です。特に、ドレスやタキシード、小物(ベール、アクセサリーなど)、ペーパーアイテム(招待状、席次表など)は、日本で準備することで費用を削減できる場合があります。

ただし、持ち込み料がかかることがあるため、事前にプロデュース会社や会場に確認しましょう。現地での手配が難しいアイテムや、こだわりの強いアイテムは、日本から持参することを検討するとよいでしょう。持ち込みの可否と費用を確認し、計画的に準備を進めてください。

12. フォトウェディングで費用を抑える選択肢

挙式自体はせず、写真撮影のみを行うフォトウェディングは、費用を大幅に抑えられます。バリ島の美しいロケーションで、新郎新婦だけの特別な写真を残せるのが魅力です。

挙式や披露宴にかかる費用が不要なため、総額を低く抑えられるだけではなく、時間的にも短く済ませることができます。ハネムーンの合間に手軽に撮影できるプランも人気です。衣装レンタルやヘアメイク、アルバム作成まで含まれたパッケージプランを選ぶと、費用が明確で安心です。予算が限られているけれど、バリ島での思い出を残したいカップルにおすすめの選択肢です。※フォトプランの費用の目安:約$1,000~

13. プロデュース会社・プラン選びのポイント

バリ島での結婚式を成功させるには、信頼できるプロデュース会社を選ぶことが重要です。費用の透明性が高く、日本語でのサポートが充実している経験豊富な会社を選びましょう。複数の会社のプランや見積もりを比較検討することをおすすめします。

見積もりには何が含まれていて、何が別途料金になるのかを細かく確認することが大切です。過去の実績や口コミも参考にし、自分たちの希望に合ったプランナーがいる会社を選ぶとよいでしょう。キャンペーンや特典を利用できる場合もあるため、積極的に情報収集を行いましょう。

14. 【魅力と価値】費用をかけても後悔しないバリ島ウェディング

バリ島での結婚式は、費用だけでなく、それ以上の価値と魅力があります。ここでは、非日常的な体験、少人数ならではのおもてなし、ハネムーンとの組み合わせなど、バリ島ウェディングが提供する特別な価値を紹介します。

15. 絶景ロケーションでの非日常体験

バリ島は、「神々の島」と呼ばれるほど美しい自然に恵まれています。断崖絶壁のチャペル、白い砂浜のビーチ、熱帯雨林に囲まれたヴィラなど、非日常的なロケーションでの挙式は、国内では味わえない特別な体験です。

息をのむような夕日を背景にしたビーチウェディングや、エキゾチックな雰囲気のガーデン挙式など、写真映えも抜群です。一生に一度の結婚式だからこそ、記憶にも記録にも残る最高の舞台で特別な瞬間を迎えられます。この唯一無二の体験は、費用をかける価値のある大きな魅力です。

16. 少人数で叶える特別な「おもてなし」

バリ島ウェディングは、少人数での挙式に適しています。そのため、ゲスト一人ひとりに対して手厚いおもてなしが可能です。たとえば、参加者全員で一緒に観光を楽しんだり、現地のグルメを堪能したりできます。

プライベートヴィラを貸し切って、アットホームなパーティーを開催したり、人気のレストランでウェルカムディナーをすることも可能です。大切な家族や友人と、より親密な時間を過ごすことで絆を深められます。大規模な披露宴では難しい、きめ細やかな配慮と心温まる交流が、バリ島ウェディングの大きな魅力です。

17. ハネムーンも兼ねて最高の思い出に

バリ島での結婚式は、そのままハネムーンに移行できる大きなメリットがあります。挙式後の移動の手間がなく、スムーズに新婚旅行を楽しめます。これにより、旅行全体の費用を効率的に抑えることも可能です。また、お式に参列した家族や友人は、挙式後にそれぞれ自由な時間を楽しんでもらえます。

挙式会場周辺には、観光スポットや美しいビーチ、マリンアクティビティやスパなど、ハネムーナーやファミリーが楽しめる要素がたくさん。ウェディングとハネムーンを一度に満喫できるため、二人にとって忘れられない最高の思い出となるでしょう。贅沢な時間を過ごし、新たな夫婦生活を最高の形でスタートできます。

18.【準備と確認】バリ島結婚式を成功させるために

バリ島での結婚式を計画する上で、事前の準備と確認は非常に重要です。ここでは、見積もり書のチェックポイントや隠れ費用の回避術、そして相談窓口の活用方法について解説します。

19. 見積もり書のチェックポイント

プロデュース会社から提示される見積もり書は、細部まで確認することが大切です。特に、何がプランに含まれていて、何がオプション費用なのかを明確にしましょう。基本挙式に含まれるサービス、フラワー、フォトやムービー、ヘアメイクなどの美容系は基本的な項目です。

ドレスやその他アイテムの持ち込み料は発生するか、送迎費用は含まれるか、希望する撮影ができるか(ドローン撮影など)など、見落としがちな項目も確認が必要です。わからないことは必ず具体的に質問し、追加費用が発生しないよう明確にしておきましょう。これにより、手配が確実に進み、後からの予期せぬ出費を回避できます。

20. 相談窓口とサポート体制の重要性

バリ島での結婚式は、海外での手配となるため、専門のプロデュース会社のサポートが不可欠です。日本語対応の相談窓口が充実している会社を選ぶと安心です。現地の事情に詳しいスタッフが在籍しているかどうかも重要です。

契約前に、来店、電話、オンラインでの相談を重ね、疑問点を全て解消しておきましょう。緊急時の対応や、万が一のトラブル時のサポート体制についても確認しておくことが大切です。信頼できるプロデュース会社を選ぶことで、準備期間も安心して過ごせ、理想の結婚式を実現できます。

21. バリ島結婚式に関するよくあるご質問

(Q1) 2人だけの結婚式でも費用は変わりますか?

2人だけの結婚式(フォトウェディングやシンプル挙式)は、ゲストを招待する挙式よりも費用を大幅に抑えられます。会食費やゲストの旅費などが不要になるためです。挙式のみのプランや、ビーチでのフォトプランなどが選べます。費用が抑えられる分、挙式の後に、2人だけで結婚記念のロマンティックディナーを楽しむこともできますね。

(Q2) 親族を招待する場合、服装はどうすればいいですか?

親族を招待する場合、一般的にはリゾートウェディングに合わせたフォーマルすぎない服装やスマートカジュアルが推奨されます。男性はアロハシャツや開襟シャツにスラックスを合わせ、女性はワンピースやリゾートドレスなどが人気です。肩が出るタイプのドレスの場合、ストールなどを羽織るとよりエレガンスでウェディングらしい雰囲気が作れます。

また、女性を美しく飾る「クバヤ」や、「バティック(ろうけつ染め)」の開襟シャツは、インドネシアで老若男女に愛される正装のひとつです。

事前に新郎新婦から服装の案内をすると親切です。

(Q3) バリ島で結婚式を挙げるならどの時期がおすすめですか?

バリ島での結婚式は、乾季(4月~11月頃)がおすすめです。涼風が吹き天候が安定しており、青空の下で美しい景色を楽しめます。ただし、人気シーズンなので費用は連休を中心に高くなる傾向があります。雨季(12月~3月頃)は主に旅行費用を抑えられますが、突然のスコールに注意が必要です。

(Q4) バリ島での挙式後、日本で披露宴はするべきですか?

バリ島での挙式後に日本で披露宴を行うかどうかは、カップルや家族の意向によります。海外挙式に参列できなかったゲストへのお披露目の場として、国内での披露宴やパーティーを検討するカップルは多いです。バリ島での写真や動画を披露宴で披露したいカップルも多いですね。

(Q5) バリ島で結婚式を挙げる際、ご祝儀はどうすればいいですか?

バリ島での結婚式では、ご祝儀は辞退するケースが多いです。遠方からの旅費や宿泊費がゲストの負担になるため、それらを「ご祝儀代わり」と考えるのが一般的です。事前に招待状でご祝儀辞退の旨を伝えると丁寧です。

(Q6) バリ島ウェディング専門店の視点から、ハワイや沖縄にはない魅力は何ですか?

バリ島での結婚式では、個性豊かな会場やリゾートから選んでいただけます。

ビーチの眼の前の会場、クリフトップの会場、自然が満喫できるガーデン、プライベート感たっぷりのヴィラなどなど。また、挙式会場のあるリゾートホテルへ2泊以上宿泊することが、ウェディングの予約条件となることが多いのですが、いずれのホテルも特徴的で、スタンダードなお部屋でも面積が広く快適な滞在が可能です。ウェディングカップルへの特典が充実したハネムーンプランなら、他のエリアよりもお得な滞在もできるかもしれません。

まとめ

バリ島での結婚式は、費用の全体像と内訳を理解し、賢く計画することで、予算内で理想の式を叶えることが可能です。国内挙式と比較して費用を抑えられる場合があること、プラン内容やオプションが費用を左右する要因となることを解説しました。また、時期選びやアイテムの持ち込み、フォトウェディングの活用、信頼できるプロデュース会社選びが、費用削減と思い通りの手配のポイントとなります。

バリ島ウェディングは、絶景ロケーションでの非日常体験や、少人数だからこそできる特別なゲストへのおもてなし、そしてハネムーンを兼ねられるなど、費用以上の価値と魅力があります。見積もり書の確認やサポート体制の活用など、事前の準備をしっかり行うことで、安心して特別な日を迎えられます。

この記事で得られた知識を活かし、具体的な行動へと移しましょう。費用に関する不安を解消し、理想のバリ島ウェディングを実現するための第一歩を踏み出すことで、一生忘れられない最高の思い出を築けるでしょう。